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ウチの仕事の体制は基本的に3交代です。希望で2交代も可。
でもって、日勤が8:30~17:00、準夜勤が16:00~23:30、深夜勤が23:00~翌日9:00までとなっています。まぁ、そんな感じ。
で、仕事の友人と話すときは普通に、今日準夜なんだ~、とかと話します。が、おいらが何の仕事をしているか知っていても、準夜なんだ、といっても余り判ってくれない友人も大半(笑)。まぁ、当たり前ですが。
普通に夜勤なんだ、といえば理解してもらえるのかなとは思うのですが。ただ、この場合、夜勤というと、16:00~翌日朝までと思われることも多い。何となくそんなイメージなのかな?
なので、大半は、今日は昼の仕事なの、とか、夕方から仕事~、夜の仕事です、とか言うようになった。
ま、そんな感じ。
で、友人にですね。
「今日はいつから仕事?」
と、聞かれたものですから、張り切って応えたんですよ、おいら。
「今日は夜の仕事なの」
と。
で、友人M郷さん。伊達に関西人ではありません。切り替えしが早かった(笑)。
「え、夜のご奉仕??」
「そうそう、夜中にベッドで眠っている彼にこっそり忍び寄ってオムツ開いて、きゃ、言えない」
とか言ったら、爆笑されました。
「オムツプレーかいな!!」
オムツプレーって、どんなプレイだ、と思いつつ、「ちゃんと綺麗に洗ってあげるの」と言って置きました。
まぁ、夜中は下手に患者さん起こしたくないのでこっそりと、尿量の多い人だけのオムツを交換したりしております。オシモを洗うのは基本的に日勤帯で。汚れがひどいときはそのつど洗いますが。
とりあえず友人がうけてくれたので良しとします<そうなのか??
で、関係ないのですが、ウチの妹はおいらの「夜の仕事」発言に、
「なにしてるんじゃ~」
と叫んでました。
何もしてませんよ。
夜中にこっそりベッドの傍に忍び寄るぐらいですよ(巡視)。
なんもしてません。
まぁ、普通に話してると、凄く誤解されそうですけどね(笑)。
あ、でも。
まだ実家から仕事先に通勤していた頃(今は仕事先の寮にすんでます)、不規則なおいらの帰宅時間に近所の叔母様が不審げに見ていたことを思い出します(笑)。
この子、こんな時間から仕事? こんな時間に帰ってきてるの?? と、思われていたんだろうなぁ(笑)。
今はなんだか知らないけど職種がばれている模様です…そんな不審げな顔をしないでね~(笑)。
因みにおいらは夜の仕事をするには体重オーバーですから!!(げふん)
今日は土曜なので午後から看護師の数が減りました。
まぁ、ウチの病院は一応200床以上ですが然程大きくは無いので、看護師自体も少ないです。本音を言えば、増やして欲しい。
まぁ、師長に「無理」と軽く言われましたが。
無理じゃなくて、そこを何とか!!
そんな状態です。
で、土曜日の午後どれだけのNSが病棟に残るかというと…。
4人。
そんだけ。
どこの病院もそうなのか判らないけど、ちょっと辛い。
ひとり当たり25人ほどの患者さんを診る。ひとりひとりと喋っている溶融なんか無い。怒涛の時間。因みにうちの病棟は50人ほど患者さんが常時います。+
本当はさ、ひとりひとりと少し喋って、患者さんの気持ちとか少しは理解したいなとか思うわけですよ。でも、そんな余裕ない(涙)。
おまけに今日は調子の悪い人(いや、病人だから、あれだけど…)が続出。
気持ち悪いとか痛いとか、胸やけがするとか。
Drの指示を確認しつつ、プリンペランとかブスコパンとかもろもろ点滴してました。
で、そんなかんだでばたばたしていたとき。
ひとつのNSコールが。
なんだなんだ、と。
コールに出る。応答が無い。
「もしもし? どうしました?」
「………」
あれ??
この患者さんは話せるはず…?
慌てて部屋に駆け寄れば、ベッドにどべっと寝ている患者さんがひとり。こちらに気がつくと笑顔で、
「水とって」
………あんさん手を伸ばせば届くでしょ。
動けないわけじゃないよね?
動かないだけなの??
でも、もしかしたら調子が悪くなったのかもしれない。
「お水? これでいいの?」
彼女のペットボトルを渡す。ふたの変わりにストローがさしてあるわけです。それもストローのふたつき? 形容したがい。まぁ、そのおかげで寝ながら飲んでも零れることは無いのですが。
でも、寝ながら飲んで誤嚥して肺炎にでもなったら大変、ということで。
「お水飲むからベッド上げるよ」
ベッドの背を上げようとしたら。
「大丈夫、起きれるから」
彼女、起き上がりました。
起き上がりました。
………やっぱり動けるんかいっ!!(心の叫び)
「動いて辛くないの?」
笑顔で聞くおいら。
確かにさっき検温したときはなんとも無かった。熱も脈も血圧も普段と変化なし。
「うん、大丈夫」
彼女はにこりと笑う。
「ただ、水取るのめんどくさかっただけ」
………。
思わず無言になるおいら。
「ありがとう」
彼女は笑って水を飲んでいる。
「…これからは動けるときは自分で取ってね。動くこともリハビリだから」
何となく疲れて応えるおいら。
そうね、そうね。そんな感じよね。
でも、起き上がれるならお水取れるよね…。
「じゃ、また来るからね」
そんなことを呟きながら病室を去るおいら。
と、再びNSコールが。
さっきの彼女だ。
なんだ、と踵を返せば、
「お水ありがとうね」
にこにこと、笑っている。
ええ、悪い人ではないんです。無いのですよ。
のんびりしているというか、おおらかというか、何と言うか。
でも、でも、と思ってしまうのはこちら側の都合。
土曜日の午後で人がいないから、とか、他の患者さんが苦しがっているから、とか、他の患者さんには関係のないこと。
勿論命がかかっていれば、お水より生命確保ですが。
「また、用事があるときは呼んでね~」
おいらもつられてにっこり。
にっこりにっこり。
そしてそのまま腹痛に苦しむ患者さんの場所に走るのであった。
身体が重くて(標準体重オーバーなのよ)ちょっと辛かった…ダイエットしろ(涙)。
なんだかんだで、今日も忙しかった一日でした~。
明日は夕方の仕事だ(げふ)。